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ITEM

REF®

MAIN1ごみを見る万華鏡「REF(レフ)」。私たちが捨てたごみに、心奪われる

毎日無意識に生み出してしまうそのごみは、鼻を突く悪臭と、海をも覆い隠すほどのごみの山となっていました。その想像を超えた景色をみた私たちは、無数のごみを無数の花に変えたくて、あるプロダクトにしました。自分たちが捨てたごみを見て美しいと感じる。そんなアイロニックな万華鏡で、身近なごみをみてみませんか?

『REF®』誕生の背景

熊本地震から2年が経過した2018年4月、私たちはこれからの活動について模索していました。ブルーシードバッグに続く、社会課題解決のための私たちらしい提案とはなんだろうかと。

そんな時、インドネシア バリ島に拠点を置くEarth Companyさんと出会い、彼らの「次の世代に残せる未来を創出する」というビジョンに惹かれ、韓国、東京、熊本からメンバーが集まり合宿を行いました。この合宿で一番の衝撃が走ったのは、ごみの集積場でした。バリ視察

観光客が生み出したであろう高く積まれたごみ。その中で牛は餌を漁り、近くに住む子供たちは走り回って遊んでいる。処理されないごみは山となり、生態系を犯し、そしてまた私たち人間の体の中に入っているのではないか。

耐えられないほどの悪臭の中、海が見えなくなるほど高くなったごみの山で暮らす子供たちと出会い、自分たちの行動一つ一つが遠く離れた島の子供の未来にまで影響が出てしまうのではないか。
色々と思うこと、感じるものがありました。

その一方で、合宿メンバーでのワーク中に出た言葉
「ごみ山を上から見たとき、光が反射して万華鏡のようにキラキラしてキレイだった」
この言葉から、私たちは万華鏡をつくることに決めました。
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『REF®』に込めた想い

万華鏡の名前『REF(レフ)』は、内省、熟考するという意味がある「REFLECTION(リフレクション)」の頭文字です。別世界のように感じていたものが、実は私たちの世界と地続きだったということに衝撃を受け、内省し熟考した私たちを表しています。そして、『REF(レフ)』を手に取って頂いた方、興味を持って頂いた方にも「ごみ」について考えてみようと提案をしています。

無数のごみを無数の花に変える。
世界のごみ問題を解決することは難しいけれど、身近なごみに目を向けて欲しい。関心を持って欲しい。一人一人の行動が、子供たちや私たちが住む地球のこれからに関わっていることに気づいて欲しい。
『REF(レフ)』を使って、ご自宅で子供と一緒にごみを入れ替えてみたり、旅行先の景色と一緒にごみをのぞいてみたり。

ちょっぴり皮肉めいた、そんな思いも込めて、ごみを見る万華鏡『REF(レフ)』を作りました。3d26a8ca1873d6031e8fa77e54c861a6

『REF®』の特徴

1)身近な「ごみ」を風景と一緒に見ることができます。
クリアのアクリル板だから「ごみ」と一緒に風景も見えるし、「ごみ」も自分で入れ替えが可能なので、『REF(レフ)』がつくりだす景色は無限大。12_サンプル93687164_3075356185882725_6176033779031736320_n

 
2)環境に配慮したアイテムです。
全体の重さの41%を占める乳白半透明の部分は、再生プラスチックを使用しています。この再生プラスチックとは、プラスチック製品を作る過程で出てしまう「ごみ」となる部分です。のぞくものはお菓子の外袋や、ペットボトルのラベルなど、身近な「ごみ」となるもの。パッケージは『REF(レフ)』が綺麗に収まるように計算された、1枚の再生紙が使われています。華美な装飾を避け、極力インクなども使わないようエンボス加工で表記するなどの配慮をしています。93421102_832908530526432_1289983097957253120_n93290856_3858450720863679_5371227310865252352_n93770202_248203452892046_988802063968239616_n

 
3)無駄のないスタイリッシュなアイテムです。
手触りが良くなるようなシボ加工が施されていたり、さりげなくMade in Japan の表記をしています。92812066_650576655490228_1722324637800464384_nスクリーンショット 2020-04-15 20.34.44

 
4)ワークショップで一緒に学べる教材にもなるアイテムです。
ちょっとしたコツはいるものの、簡単な構造なのでお子様と一緒に組立てができます。MAIN4

 

『REF®』製品情報・仕様

サイズ:長さ16cm、直径約3.6cm
重さ:約55g
筐体、蓋:再生プラスチック
(プラスチック製品の製造過程で出てしまうランナーと呼ばれるごみとなる部分)
内側:アクリルミラー3枚、アクリル板2枚
のぞくもの:再生プラスチック、ごみたち
パッケージ:再生紙

最後に

私たちは資金力も組織力も無く、カリスマもいません。私たちにできることは、小さなアイデアを形にし、小さな明かりを灯し続けることです。そのためには、さまざまなクリエイターの発想やスキルが必要になります。
そして、クリエイターだけでなく、いろんな業界のいろんな方々とのつながりは必要不可欠だと考えています。「ブルーシードバッグ」も『REF(レフ)』も、私たちの力だけではできませんでした。たくさんの人たちとのつながりで生み出すことができました。
関わってくださっている皆さん、ありがとうございます!
『REF(レフ)』も構想から販売までに2年間かかりました。すぐにカタチになることは無いかもしれませんが、10年先、20年先を見えすえて、つながっておくことが重要だと考えています。
クリエイティブの力で未来を創造していきましょう。

『REF®』プロジェクトメンバーの紹介

produced by BRIDGE KUMAMOTO
Planner: 中屋 祐輔 (ドットボタンカンパニー/dot button company
Creative Director: 佐藤 かつあき
Product Designer: Jongwon Park
Art Director: Heeseok Han
PR: 田中 美咲( Morning after cutting my hair)
Production Assistant: 村上 直子
Coordinator: Earth Company(https://www.earthcompany.info/ja/
Molding: 有限会社ウエキモールド(http://ueki-mold.com
Assemble: UMU(http://umu2014.com/about.html

 
 
ー 本プロジェクトプランナー 中屋 祐輔からのメッセージ ー

僕らはすでに見て触って知ってしまった。だからこそ責任を持って具現化させたい。普段通りに生きているとどうしても惰性的になってしまったり、熱が高い分、冷めてしまうと手がつけづらくなってしまうことは自分自身、数えきれないほどイタイ思い出があります。ただ世の中に問う為には具現化して見てもらうしかないのです。なので困難であっても、必ず具現化させたいと2年の歳月を経て『REF(レフ)』はようやく陽の目を見ることになりました。プロダクトを触るということはリアルな体験として、あなたの元に現実の情報として届けられると信じています。

中屋 祐輔 (ドットボタンカンパニー/dot button company )中屋

 
 
ー クリエイティブディレクター 佐藤 かつあき からのメッセージ ー

かつて日本にもあった広大なごみ山を見て、五感のすべてを圧倒された。同時にその暴力的な強大さと、混沌の極みというべきアブストラクトな景色を「美しい」と脳が認識してしまったことが、万華鏡をつくろうと思ったインスピレーションになっています。 完成までに2年もの時間がかかりましたが、今回、友人でもあり、ソウルのすばらしいデザイナーたちといっしょに作ることができたことを、何よりもうれしく思います。

佐藤 かつあき(BRIDGE KUMAMOTO代表理事)satokatsuaki

 
 
ー プロダクトデザイナー Park からのメッセージ ー

環境を考える意味のあるプロジェクトに参加できて嬉しいです!

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ー アートディレクター Han からのメッセージ ー

デザインで新たな価値を生み出せる事って幸せな経験でした。

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