南小国町・白川温泉を襲った豪雨災害。ゴールデンウィークの再開に向け、続く復旧作業

復旧真っ只中の温泉宿「華匠庵」(2020年12月現在)

人吉・球磨の被害状況が次々と届く中、熊本の北部・小国南小国エリアを7月5日に襲った豪雨は、多くの温泉地に爪痕を残していきました。令和2年12月現在、そのほとんどの施設は営業を再開していますが、小田川に面している白川温泉にある温泉宿「華匠庵」は、敷地全体に被害が及んでしまったため、復旧の真っ只中。


山と田んぼに囲まれ、美肌に嬉しい温泉が楽しめる人気の宿は、一夜にして一変してしまいましたが、そんな中でも、源泉が無事だったため、スタッフや工事関係者は、温泉で疲れを癒しながら、復旧作業に励んでいるということです。

水嵩は、成人男性の頭ほどまで来たそうです(令和2年7月15日撮影)

食事処の泥を取り除く様子。南小国町は、ボランティアを小国町・南小国町のみで募ったため、地域の人たちの手を借り、泥出しなどの復旧作業が行われました。

「ゴールデンウィークの再開に向けて頑張っています。災害前よりも魅力のある温泉宿になって復活することを目標に、スタッフ一同踏ん張っています」とお宿のみなさん。

 

復旧状況や再開時期について→「華匠庵」のインスタグラム
https://www.instagram.com/hanashoan/

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(取材12月15日)
text 今村ゆきこ

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